テレビ時代のアイドルたち②
こんにちは なりチョップです
テレビ時代のアイドルと題しましてアイドルの紹介を行っています。
今回はモーニング娘。はりきっていこー
オーディション番組が生んだ国民的アイドル
大人気オーデション番組ASAYANから誕生したアイドルグループである。
当初はシャ乱Q女性ロックボーカリストオーディションの最終選考で落選した5名による女性ボーカルグループであった。
ASAYAN - Wikipedia シャ乱Q - Wikipedia
ASAYANはナインティナインが司会を務めるテレビ東京のオーディション番組。
同番組でモーニング娘。の2期、3期、4期メンバーオーディションも開催している。
ただし、5期以降は別番組で募集を行っている。
ASAYANのオーティションの特徴は、事務所に所属いていない全くの素人でも応募が可能である点である。
芸能界に憧れる歌が好きな少女たちが自身の夢を叶えるためにその足がかりとなったのがこの番組だ。
モーニング娘。のオーディションには落選したもののプロダクションの目に止まり芸能界入りした人もたくさんいる。
オーディション番組であるため、もちろんその選考過程はテレビで放送される。
視聴者はデビュー前の素人状態の彼女たちを誰が選ばれるのか、誰がデビューするのかワクワクしながら見るのである。
そしてモーニング娘。としてプロとしてデビューした姿を様々な番組で目の当たりにする。
こうした少女たちが成長する姿を見ることが一つの醍醐味であった。
いわゆる現在多数存在する「成長する姿を応援する」アイドルビジネスの先駆けとも言えるかもしれない。
なっちのオーディション映像
モーニング娘。結成
さて、テレビ時代のアイドルとしてモーニング娘。を挙げているが、ASAYANはまだその入り口に過ぎない。ASAYAN以上にモーニング娘。を語るのに欠かせないのが音楽バラエティー番組だ。
音楽バラエティー番組
2000年代はHEY!HEY!HEY!やうたばんなど、トーク型音楽番組が人気であった。
モーニング娘。はこのような番組に数多く出演をしていた。
MUSIX!はモーニング娘。がMCを務めていた音楽バラエティー番組だ。
キャイ〜ンとともにゲストとトークをしたり、コントに挑戦したりとバラエティー色の強い番組であった。
もちろん彼女たちの楽曲を披露することも多く、フルコーラス歌うことも度々あった。
うたばん
うたばんは彼女たちのキャラクター性を上手く引き出した番組で、さらに人気を高めたといっても過言ではない番組だ。
石橋貴明と中居正広との掛け合いにより彼女たちの個性が際立ち、番組内のゲームでは彼女たちの様々な表情をとらえていた。
言わずもがなうたばんは石橋貴明と中居正広の番組であるが、モーニング娘。は出演回数が非常に多く、特に2001年には冠番組でもないに関わらずうたばんにほぼ毎週ゲストとして出演していた。
そしてこのような個性的なキャラクター性を活かし彼女たちはバラエティー番組に引っ張りだことなる。
その代表的な作品がめちゃ×2イケてるッ!だ。
大人気オファーシリーズから始まり、私立岡村女子高等学校の生徒として彼女たちは修学旅行をし、学力を競い、そして体力を競い合った。
これらの企画で彼女たちはほとんど歌わず、様々な企画に挑戦した。
男性アイドルで初めてバラエティーに参画を始めたのがSMAPであったのに対し、女性アイドルでバラエティーに参画したのはモーニング娘。が初めてであった。
個人的な感想
私も幼い頃モーニング娘。のオーディション番組を観た記憶があります。
オーディションってすごくワクワクしますよね。
メンバーチェンジというのもモーニング娘。が先駆けなきがします。
モーニング娘。に入る人は皆自身の夢を叶えるために加入するのですが、一方でモーニング娘。を卒業する人もまた自身の夢を叶えるために卒業していきます。
黄金期のモーニング娘。は一女性として非常に自由で、卒業後結婚報告をする人も多数いました。
現在のアイドル界では恋愛禁止を謳うことが多いのに対し、モー娘。はその束縛がなかったように思います。
今では驚くべきことかもしれませんが、2004年にリリースされた女子かしまし物語では辻ちゃんが合コンの誘いのメールを送る一節が歌われており、アイドルである以前に一人の女の子なんだと実感させられますね。
また学業を優先し、大学進学を機に卒業する人もいました。
一人一人のキャリア感が強く、またそれを叶えられる環境にあったことも幸いですね。
私がモー娘。で好きなところはバラエティーで見せるおバカな様子と、歌を披露するときのプロ意識の高いキリっとした表情のギャップです。
歌になった途端、全員スイッチが切り替わったかのようになるのです。
そもそも歌手になりたくて加入した人が多かった黄金期は、皆歌に対する思い入れが強くプライドを持って歌っていました。
プロデューサーであるつんく♂もまたこだわりが強く、歌割はそれぞれの声質を加味し細かく設定していました。
ワンフレーズしか与えられないメンバーでも、そのワンフレーズにとても味がありモーニング娘。の歌をより引き立てるんですよね。
メンバーチェンジの多いモーニング娘。はもちろん過去にリリースした曲を現在のメンバーで歌うこともありますが、どの曲に関してもオリジナルメンバーが最も完成度が高いです。
その理由はやはり歌唱力ではなく、それぞれのもつ個性的な歌声のマッチングなんだと思います。
この曲のこの部分はやっぱりあの子じゃなきゃダメなんだ!!って思いますね。
矢口といえばセクシービームのイメージですが恋愛レボリューション21の「so come on」も鉄板
シャボン玉は何と言っても小川の「アイ!」は誰にも真似できない独特の魅力がある
シャボン玉は特に個性が爆発した楽曲。他にもいろいろあるのですが、個人的にオリメンによる最高傑作はこれですね。
モー娘。やはりよい。