戦国時代のアイドルたち①
こんにちは なりチョップです
今回からはアイドル戦国時代と言われた2010年代のアイドルたちに注目して語っていこうと思います。ヒアウィゴー!
会いに行けるアイドル
秋元康がプロデュースした平成を代表するアイドル。
AKB48は秋葉原に専用劇場を構え、ほぼ毎日劇場公演を行い通称『会いに行けるアイドル』で親しまれている。
AKB48のアイドルビジネスはアイドルとファンの距離をより近いものとし、成長過程を応援することがその本質となっている。
CDシングル選抜総選挙
AKB48の代名詞とも言えるイベントの一つ。
シングル表題曲のメンバーをファン投票によって決めるいわば人気投票企画だ。
投票方法はファンクラブに加入するか、投票券が封入されたシングルCDを購入するかのいずれかだ。
この投票券を得るために大量のCDを購入するファンも多数存在し、総選挙がもたらす経済効果は相当なものだ。
この人気投票の結果に当人、そしてファンは一喜一憂し彼女たちそれぞれの物語に思いを馳せるのだ。
選抜メンバーによるシングル
新たなビジネスモデル展開
AKB48はそれまでテレビを中心に活躍してきたアイドルとは大きく変わり、アイドルにお金を落とす方法を様々な側面から形成してきた。
その代表的な例が先に述べた投票券や握手券などをCDに封入するいわゆるオマケ商法だ。
もちろん、それまでもブロマイドや特典を付けたCDの販売はあった。
しかし、AKB48が提供したのはより付加価値の高いアイドルへの直接的な還元(投票)や間近でアイドルと触れ合える機会(握手)だった。
こういった背景から2010年代を境に「アイドル」趣味は一般的なものとなっていった。
個人的な観点で語るAKB48
アイドル文化が栄えて「推し」という言葉が一般にも広まりました。
この推しという言葉を広めたのもやはりAKB48で、総選挙でも推しが一つでも上の順位になることをファンは望むのでした。
そんな私の推しは佐藤亜美菜さん。
甘い声とクリっとした大きな瞳が特徴的です。
彼女は第1期研究生としてAKB48に入り、黎明期から積極的に活動を行っていました。
しかし、総選挙以外でシングルメンバーに選抜されたことが一度もない珍しい方でした。裏を返せば第3回総選挙のシングルまではメンバーに選ばれており、総選挙の申し子、シンデレラガールと呼ばれていました。
今は声優として活躍されており、着実にキャリアを積まれ今後にも期待したいですね。
AKB48の言ったらドラマ仕立てのPVが印象的です。
そのPVのドラマでは彼女たちは女子高生に扮し、そのドラマで等身大の女子高生像を描くのです。
こちらは女子校での文化祭仕立ての大声ダイヤモンド。
衣装もブレザーの制服を少し着崩した風のものが多く、同年代の支持を得られた要因でもあると考えます。
AKB48は売っていたのはあくまで曲ではないと私は思っており、これは別にディスっているわけではなく、彼女たちが売っていたのは等身大の女子高生を演じる彼女たち自身だと考えているからです。
大人と子どもの境である女子高生は成長物語にはピッタリでビジネスモデルともマッチしています。
まだまだ幼く、心の葛藤もある中、総選挙という格付けにより現実を思い知る。
そこから生まれるそれぞれのストーリー、これがAKB48がトップアイドルとなりえた理由なのではないか、私はそう思います。